今回は旭山動物園をご紹介。
言わずと知れた大人気動物園の旭山。
どれぐらい人気があるかというと、旭川という僻地(旭川の方ごめんなさい)にありながら、上野動物園と入園者数はいい勝負らしいです。すごい!

ものすごく敷地が広いのかと思っていたんですが、実はそんなことはありません。
普通の動物園と同じぐらい、上野と比べると遥かに狭いです。
じゃあ何がそんなにすごいのかと言うと、


ペンギンの「飛ぶ」姿が見れたり、


アザラシが円柱状の通り道を駆け抜ける姿を見ることができます。
このように、展示してある動物の種類は至って普通なのですが、観察できる「角度」が斬新だと思いました。
そして、一番感動したのが、

オランウータン!
「もぐもぐタイム」という給餌の時間になると、飼育員によるウータンの生態等についての話が聞けます。(飼育員とウータンの絡みがなかなかおもしろい。)
すごいのは飼育員の話が終わってから。
ウータンが檻に立っている柱におもむろに登り始めます。
しばらくすると、子ウータンも母親の後をついて登り始める。
てっぺんで親ウータンが子ウータンを見守る様はなかなか微笑ましいものあります。

子ウータン無事到着。
で、まさかの、、、

綱渡り!!!

親ウータンは子ウータンが落ちないように、進み具合に合わせてちゃんと土台になってあげるんです。

反対側に無事到着。
当然拍手喝采です。
彼らにとっては綱渡りなんてお手のものなので、ハラハラ感は全くないです。
ただただその綱渡りの鮮やかさと親子愛に、来園者のため息と歓声で辺りは溢れかえりました。
※なぜ渡るかというと、渡った先にエサがあることをウータンご存知のようです。
決して飼育員がムチ打って渡らせているわけではありません。
いやー、このオランウータンには感動しました。




全体的に、動物の説明書きなど動物園側の工夫が随所に見られ、動物との「距離」が非常に近く感じられました。
より野生に近い形で、動物のポテンシャル(というか、本来の能力ですね)を垣間見ることができるのが人気の秘訣なんだと思います。
と感心するとともに、他の動物園は檻に動物を詰め込んで「はい、どうぞ見てください。」ではなく、もっと工夫をすべきだと思いました。
旭山に触発されて、どんどん魅力的な動物園が現れることを期待します。
<まとめ>
すでに会社の同僚数人に質問されたのですが、
「旭山動物園に行っておくべき?」
と聞かれたら僕はこう答えます。
・動物園だけのためにわざわざ北海道に行くほどではない。
・でも、北海道に行く際は必ずコースに含めたい。
というわけで、
「北海道のグルメ&旭山動物園」で今すぐ北海道に行くべし!!!