・・・ウソです。チャイナタウンと並んで世界中に点在するインディアンタウン、バンクーバーにもあるんです。学生時代に旅行して以来、「インドの魔法」にかけられている自分にとって、そこは行かなければならない場所でした。ダウンタウンからバスで約20分、そこにはどこか懐かしい、あのインドがありました。

しかもちょうど“Vaisakhi”とかいう、ヒンズー教(シーク派)の新年のお祭りがやっていました。ステージでは独特の音楽や舞踊が披露され、通りは民族衣装をまとった人たちで溢れていた。さらにうれしいことに、カレーやナン、サモサといったインド料理を無料でふるまってくれてるじゃないっすか!!
「あれうまそう!あ、これも!あ〜〜こんなものもあんの!!」
てな感じで、食べる・食べる・そして食べる。24歳男、少年に戻りはしゃぎ放題。いつになったらこの食い地は衰えをみせるのか・・・?結局、ランチのために空けておいた胃袋は、ありとあらゆるカレー料理で埋まってしまった。
インドで闘いの日々をおくってきた自分としては、「インド人=ぼったくり=闘うべき相手」という方程式が成り立っていたもんで、ここはカナダといえど同じ顔をしたインド系の人たちにタダで満腹にさせてもらったのは不思議な気分。。。

「ここはどこの国やねん?」と考えずにはいられない。中国人コミュニティのリッチモンドの雰囲気も独特だが、その「濃さ」的に、こっちのほうが凄みがある。
よくインドについての感想を求められたときに、返答に困る。アノ雰囲気をうまく形容する言葉が見つからない。でも、いまこのブログを書いてて見つけました・・・
インドは「凄い」んです。
いろんな意味で凄いんです。
「こんな国、もう2度と来るか!!」って心に誓って帰国するのに、また行きたくなるんです。。。
また魔法をかけられました。。。